3ヶ月から絵本を読もう その2
絵本が大好きで子どもにも読ませたいけど、なかなか良い絵本に巡り合わない、
広大な絵本の森でさまよってしまう人に、おすすめの絵本ガイド。
今江祥智の本。色々ありますが、最初に読むなら、これ。
子どもはもちろん、大人になってからも十分読める絵本が国内外100冊紹介されていて、その渋いラインナップは「相当な絵本好きだな」。
今江祥智は、私と趣味が似ていて好きな本がけっこうかぶります。なんというか、本物志向でマニアック。
トミー・ウンゲラー「すてきな三にんぐみ」などの翻訳者としても知られています。
可愛らしいだけの絵本を紹介していないところが良い。
絵本が大好きな方、低月齢の赤ちゃんから読めるものを知りたい方にはこれ。
人生ではじめて出会う絵本100―あかちゃんのための50冊おとなのための50冊 (別冊太陽―日本のこころ)
- 作者: 横山真佐子
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2001/12
- メディア: ムック
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大判カラーで中身のページも分かるように紹介されている。絵で判断できるのが良い。保育士、書店員、絵本作家らが話し合いながら選考した珠玉の100冊です。
「おおきなかぶ」や「もこもこもこ」などの定番から、「ぴょーん」を始めとする子ども受けするもの、大人になっても読みたいものまで紹介されていて、どれも間違いなしです。
紹介文も対談形式でとても読みやすく、様々な編著者の意見が読めるのもよい。うまく出来た本だなあと同業者として尊敬します。
他に、「絵本の世界 110人のイラストレーター」という超大型本も、絵が好きな方はぜひ図書館で見てみて。すごいです。