木かげの散歩道

産前産後と育児、布おむつについて思ったことなど。

保育記録をつけよう

実家に帰省した折、しつけの仕方など自分の保育はどのようにしていたの?と両親に聞いた所、「通っていた保育園の保育記録があるので、それを読んでみたら」と。

 

約30年前、生後3ヶ月から保育園に預けられた私。その保育園では親と一緒に保育記録をつけていたのです。

365日、毎日の出来事が書かれた保育記録、5年間で10冊ぐらいのノートになっていました。土日も親が書いていて、共働きで忙しく不精な両親が良くこれだけ頑張ったなあと感心してしまいました。

 

少し紹介すると

5ヶ月頃

「1月◯日 今日は朝から手足をパタパタさせてゴキゲンのいいこと!あっカゼが抜けた顔をしているなーと表情のいい◯◯チャンをみて、うれしくなってしまいます。オモチャをつかみたいつかみたいという意欲も出てきて、××チャンのオモチャに手を伸ばして2人で引っ張りっこ。(保育士)」

「離乳食の時間が待ち遠しいらしく、エプロンをすると目をかがやかせる。少し間があくとキーキー言って「もっともっと」と手を前に出す。ごちそうさまが近づくと、危機感を感じるのか、スプーンをうばいとって離さない。お食事が何よりも好きな最近の◯◯ちゃんです(母親)」

 

1歳後半

「4月×日 お昼寝から目覚めるなり××チャンが「チッチー」とトイレへ飛んで行きましたら、私も私もとやってきて「チッチ、チッチ」とズボンをはやく脱がせてヨーと催促。もう××チャンと同じことがしたいらしいのです。(保育士)」

「夕食後、「チッチー」と言っておむつをかえると、どうもオシッコが出るところだったのを知らせた様子です。「おりこうだね」というと、大変得意そうな顔をしました。さくら組に入ってさっそく年長スタイルをまなんでいるようです。××ちゃんの話をしたら、頭をコックリコックリやってうなづいていました。(母親)」

「朝、◯◯と××ちゃんが2人でいるところを少し見ていましたが、◯◯が持っていたおもちゃを××ちゃんが横取りして、◯◯が泣いていました。ああやって鍛えられるのだろうな、と思ってこれからが楽しみです。(父親)」

 

何気ない日常も、子どもの成長が感じられて面白いものです。

トイレトレーニングや他の子どもとの関わりも、今よりもどこかのびのびとした育児のようで、とても良いですね。

親も今の私と同じ様に子育てに奮闘していたことが分かり、今の自分の保育の参考にもなるしで、捨てずに取っておいてくれて感謝しています。

私も触発されて保育記録を書くようになりました。子どもが大きくなったら、読んでくれたらいいなと思います。